飛ピンク紫
2020年11月6日
小舟に花を乗せた刺繍のある、ピンクと薄紫のお着物。
春のピンクは桜の花、「小菊と小舟」は花筏文の半じ絵。風流の桜を高貴な菊で見立てるなら、筏より小舟の組み合わせがふさわしい。「小菊と小舟」で遊び心もかろやかに、川面を流れゆく花筏文の桜を思い浮かべる。
色・文様ピンク 薄紫 小菊 小舟(きもの)
御利益家内安全 富貴繁栄(花筏)
半じ絵
江戸時代の庶民に幅広く親しまれた、絵を読み解いて答えを導き出すなぞなぞ。平安時代後期から行われていた「ことば遊び」の要素などを用いて形成されたと考えられている。
光沢のあるピンクと薄紫の付下げです。小舟に小菊を乗せた風雅な刺繍があしらわれた、品格のあるお着物です。シンプルな柄ですので、帯次第で印象を変えることができます。様々なシチュエーションで活躍してくれそうな一枚。
◆ 帯
黒地の格天井に、草木花と鳳凰が舞う豪華な袋帯。黒い地に金と銀の雪輪がリズミカルで、重厚な中にモダンさを感じさせる素敵な帯です。
【商品名】
ピンクと薄紫の紗綾形綸子 花舟刺繍(きもの)
黒地の格天井 雪輪春秋文(帯)
【きものの格】
付け下げ 袷
【帯の格】
袋帯 格調高柄