荒磯
2021年5月28日
青い大小あられの江戸小紋を水に見立て、鯉の荒磯の袋帯と合わせて。
春にまとう青の濃淡は、菫(すみれ)、白藤。端午の節句の季節感とあいまって、荒磯(ありそ)の鯉の御利益も、ますます高まり、飛び跳ねる。
色・文様青 大小あられ 切嵌め(きもの) 金引箔 荒磯(帯)
御利益合格祈願 心願成就(鯉)
青の濃淡
菫(すみれ)は表紫・裏淡紫、白藤は表淡紫・裏濃紫のかさねの色目。
江戸小紋の中でもカジュアル度が高い切り嵌め模様ですが、大名定め柄の『大小あられ』を青の濃淡で組み合わせているため、とてもスッキリとして武家好みの印象です。
◆ 帯
鯉を意匠化した荒磯文(あらいそもん / ありそもん)は、お茶席などで、茶器の仕覆や掛け軸、袱紗に用いられる名物裂の文様です。
※ 帯との組み合わせ次第でカジュアルなお出かけにも。
【商品名】
青い大小あられの切り嵌め模様(きもの)
引箔 波に跳ねる鯉の模様 名物裂荒磯文(帯)
【きものの格】
江戸小紋 袷
【帯の格】
袋帯 格調高柄