飛ピンク紫

小舟に花を乗せた刺繍のある、ピンクと薄紫のお着物。

冬をみる春をみる

秋といえば菊の花、菊を乗せ、流れる小舟は流水を思わせ、延命長寿の伝説をもつ「菊と水」の組み合わせ。白に紫をかさねた薄紫は、同じく秋の代表花である萩をあらわす。

色・文様ピンク 薄紫 小菊 小舟(きもの)

御利益疫病退散 技芸上達(菊水)

菊水の長寿伝説
中国河南省甘谷の谷川には深山に咲く菊の滋液が含まれているといわれ、そこに住む人々はみな百歳以上の長寿であったという。

小菊と小舟
小菊と小舟

薄紫
紫に白をかさねた白味の強い薄紫なら、葉菊(表白、裏紺青)、重菊(表白、裏淡紫)をあらわす。

光沢のあるピンクと薄紫の付下げです。小舟に小菊を乗せた風雅な刺繍があしらわれた、品格のあるお着物です。シンプルな柄ですので、帯次第で印象を変えることができます。様々なシチュエーションで活躍してくれそうな一枚。
◆ 帯
黒地の格天井に、草木花と鳳凰が舞う豪華な袋帯。黒い地に金と銀の雪輪がリズミカルで、重厚な中にモダンさを感じさせる素敵な帯です。

【商品名】

ピンクと薄紫の紗綾形綸子 花舟刺繍(きもの)
黒地の格天井 雪輪春秋文(帯)

【きものの格】

付け下げ 袷

【帯の格】

袋帯 格調高柄