華文・花文 御利益ー 一定した 花ではなく何かしら花らしいものを文様としたものをいう。正倉院の襲蔵品中に唐花文・草花文・花卉文・花葉文・大花文・小花文と並び称されている。「紫地花文錦」は六弁の小花文と、四弁の菱形花文とを交互に配した縦列文様の錦である。それぞれ地と文様を降り出している。このほか「霰地花文錦」「花文白綾」などあり、江戸時代から近代にかけて「花車文」も行われ振袖などに使われている。[1] 花丸文 文献等の用例 脚注 ^ 岡登貞治『新装普及版 文様の事典』東京堂出版 1989年