疋田模様に菊桜

可愛らしいフォルムの辻が花柄。疋田模様の羽織に、菊や桜が咲き乱れる。

秋をみる冬をみる

早春の流水は、大地をうるおす雪解け水。辻が花に羽織の「桜」を重ねれば、疋田模様も遠景の桜のごとく満開に。

色・文様薄紫と茶系の縦ぼかし 辻が花(きもの) 白 銀 四季の花 流水 唐草 木立ち(帯) 黒 紫 ピンク 赤 疋田 菊 八重桜(羽織)

御利益五穀豊穣 豊作祈願 未来永劫 富貴繁栄(桜)

流水文
生活に密接な関係のある水の文様は古くから好まれ、植物や器物を配した流水文が数多く作られた。江戸時代になると、花との組み合わせがひとつの定番となる。梅、楓、萩、杜若などとの組み合わせが有名。

文様の「菊と木立ち、流水、唐草」
菊と木立ち、流水、唐草

八重桜文
室町時代には八重桜も好まれるようになり、さらに桃山時代以降、桜文も多彩な意匠化が進む。

文様の「疋田、菊、八重桜」
疋田、菊、八重桜

薄紫と茶系の縦ぼかしに沿って、辻が花が上から流れるように施されたシックな色合いの小紋。緑の葉に赤茶色のフチ取り、赤い葉に緑のフチ取り、薄緑の花に赤いフチ取りなど、細かい柄に補色の組み合わせが施されているので、地味になりすぎず個性的です。

◆ 帯
流水文の間に木立の模様が銀糸で描かれ、キラキラ輝いて上品な中に可愛らしさが感じられます。

◆ 羽織
黒い地色に紫の疋田模様。菊や桜が咲き乱れ、ピンクや赤、紫の女性らしい色合いの花が黒い地色に映えます。ポリエステル製の洗える素材ですので雨の日なども安心。

※ 帯との組み合わせ次第でカジュアルなお出かけにも。

【商品名】

洗える羽織 黒地に紫の疋田模様に菊桜(羽織)
可愛らしいフォルムの辻が花柄 薄紫と茶色の縦ぼかし(きもの)
砂子綴れ・唐織の流水文に四季の花(帯)

【きものの格】

小紋 袷 格調高柄

【帯の格】

袋帯 唐織