古都

レースのようなきものにオリエンタルな墨色の帯が素敵。

秋をみる

歳寒三友の松と梅。笠松や若松、梅のかたちもさまざま、賑やかに散りばめられた全体は、シルバーグレーの雪景色に静けさの余韻を残す。

色・文様グレーの濃淡・シルバー風 松・笠松・若松 梅 花菱 青海波 菊青海波 紗綾形(きもの) 墨色 銀 唐花 唐草(帯)

御利益安産祈願 合格祈願 学問達成(梅)

歳寒三友
いわゆる松竹梅のこと。松と竹は寒中にも色褪せず、また梅は寒中に花開く。これらは「清廉潔白・節操」という、文人の理想を表現したものと認識された。

松文(笠松、若松)
冬でも落葉せず風雪に耐えることから長寿の象徴とされ、蓬莱山に映生える樹と考えられたため、吉祥文様として用いられた。笠松、若松、松葉、唐松、老松、若松菱など多くの意匠がある。

笠松
笠松

梅文
新春をあらわす題材として親しまれ、学問が栄えると立派な花をつけると伝えられることからも学問とのつながりが深い。

梅や若松
梅や若松

松に梅、花菱、青海波などの柄が織り出され、グレーの濃淡が光沢あるシルバーのよう。グレーの独特の深みは、松煙粒子の墨を裏から引染することで、表の地紋に合わせて滲みでる奥行きある立体感を出しています。

◆ 帯
落ち着いた墨色の地に銀糸で織り出された華文様。墨色に銀糸の取り合わせで、とてもシックですが華やかさもある素敵な帯です。

※ 帯との組み合わせ次第で、春の季節やカジュアルなお出かけにも。

【商品名】

「山岡古都 薬墨染め」神秘的なグレーの濃淡(きもの)
墨色に銀糸の華文様(帯)

【きものの格】

小紋 袷 格調高柄

【帯の格】

袋帯 格調高柄